祈祷殿(きとうでん)


本堂から出て左方向に
新しいお堂がある。

祈祷をする道場らしい。
“祈祷殿”か・・・
中に入ってみよう
ここで護摩を焚いたり
ご祈祷を受けたりできるようになっているのか。

なかなか広いお堂だな・・・

正面にかけてある額には
“不動心”と書いてある。

元・高野山管長の
竹内崇峯大僧正のご染筆だ。
“そえごま”か・・・
この木に 願い事・氏名・年齢を書いて
お願いするんだな。

例祭(毎月21日)に護摩を焚くときに
ご祈願してくれるのか・・・

では、一枚書くとしましょう。 
祈祷殿ご本尊“鷲不動明王”

火炎の中に“鷲”を三羽飛ばしている由縁から
こう呼ばれるらしい。

無病息災・病気平癒の仏さまということだ。
右脇 本尊 弁才天女

住職が大学1回生のときに大病にかかり
命を落としかけたときに、
この弁才天女が夢頭に立ち、
身代わりになられたそうだ。

その由縁から祈祷殿ができるのを機として
新たに謹刻されたそうだ。

音楽・芸能の仏さまらしい。
左脇 本尊 毘沙門天王

もともと鷲林寺には毘沙門天王があったらしいが
諸般の事情で移転された。

その後、鷲林寺の信者さんが
それに変わる仏さまとして
丹波の国から、かついで鷲林寺に運んでこられた
仏さまが、この毘沙門天王らしい。

財福の仏さまらしい。
お堂の外に“祈祷殿”の説明がある。

なになに??
平成14年11月に
大阪の木下さんという方が、寄付されたのか・・・

ご主人の菩提のためと書いてあるけど
偉い人がおられるものだな・・・
祈祷殿を出たところから境内をながめる

さすがに標高340メートルに位置するだけあって
下界と比べて、かなり気温が低く感じるな。
おっ!
祈祷殿の横に休憩所がある。

ちょっと座って、自然を満喫しよう。


次にお参りする